原因の特定できない不妊

鍼灸の効果が期待できると考えられているのは、原因の特定できない機能性不妊症 です。  

近年では、生殖医療のサポートを受けられる方から「(体外受精で)グレードの高い胚は出来るが、胚移植を行っても何故か着床しにくい 」などのご相談もいただきます。

原因の分からない不妊症や、着床しにくい胚の問題には、母体全体のバイタリティ(生命力・活力)の弱まりを考えてみる事も大切です。

慢性疲労、精神ストレス、冷え、過去の病気・ケガ・出産の影響、気の滞り、不安、焦り、憤りといった心の問題。

様々なネガティブ要因により、母体全体のバイタリティが弱められれば、本来備わった生殖機能の働きもセーブされてしまいます。  

もともと妊娠できる女性が、いつに間にか妊娠しにくい状態になってしまう事もあるのです。  

当院で行う妊活・不妊症の鍼灸は、東洋的な考え方に基づき、その方の全身(心)の状態を対象とした改善を目指します。

背景にある、母体の内に生じた弱まりを補うことで、本来の生殖機能の働きを取り戻し、妊娠しやすい状態に近づけていくのです。

男性不妊へのアプローチ

不妊で悩まれるカップルの約47%に男性側の原因があることがわかっています。

完全に否定できる根拠がなければ、同時に男性側の検査をされることをお勧めしています。  

原因の特定できない男性不妊(ED・精子の機能異常など)にも、背景には、心身の過負荷などによる生命力(バイタリティ・活力)の弱まりがあると捉えます。  

全身(心)を対象とする鍼灸治療により、弱めれられた精気(生命力・バイタリティ)の働きを補うことで、本来の男性機能の働きを取り戻すことを目指します。

生殖医療と鍼灸の併用

排卵誘発剤やホルモン治療による母体の疲弊、精神ストレス。  

胚(受精卵)を作るまでにかなりのエネルギーを消耗し、いざ着床や妊娠を維持するパワーを失っている女性も少なくありません。  

母体の弱まりを改善せずに妊娠できたとしても、そこは赤ちゃん(胚)にとっては、空腹で、寒くて、落ち着かないお部屋なのではないでしょうか?

胚移植・妊娠・出産に備えて、巡りの良い、居心地抜群のお部屋(子宮)にリフォームしておくことが大切です。  

生殖医療のサポートを必要とされる方にも、鍼灸による母体コンディショニングを併用されることをお勧めしています。  

妊娠はゴールではありません。

母子ともに安全で健康的な出産までが道のりです。