
橋本 昌周(しょうしゅう)
はなのやま鍼灸院代表
鍼灸師 積聚会会員
刺絡学会認定鍼灸師
「心と体は一体」
患者様とのご縁と心のケアを大切にしています。
鍼灸師を志した理由
設備関係の仕事をしていた20代から、原因不明の腰痛、坐骨神経痛、そして書痙(字を書く時に手が震える症状)に悩まされました。
整形外科、整骨院、カイロプラクティック、整体院・・・。
「あそこの先生は良いらしいよ」と聞けば、藁をもつかむ気持ちで遠方まで通う日々。
ですが、どこに行ってもハッキリした原因は判らずじまいで、対症的な治療が繰り返されました。

諦めはじめた頃、ある東洋医学の先生に出会い、治療をお願いすることに。
「溜まったストレスを少しずつ片づけていこう」
そのような説明で治療は始まりました。
背中や手足に細い鍼を打っていく治療だっと記憶しています。
数回の治療の後、あれほど苦しめられた腰痛・坐骨神経痛は消え、書痙もほとんど気にならなくなりました。
そして全身が軽くなったように感じ、気持ちや考え方も明るくなったのです。
「心と体は互いに影響しているのかも」
素人ながら、そう感じた瞬間でもありました。

その後、
「自分と同じ症状の人は沢山いるはず」
「こんな治療を自分も行ってみたい」
と言う気持ちが沸き起こり一念発起、治療家の道へ進みました。

2008年4月、江戸川区北小岩に『はなのやま鍼灸院』を起院。
以来、沢山の方とのご縁を頂戴し、励まされ、お叱りをいただき、おかげさまで12年以上が経ちました。
ストレスフルで、とても息苦しい時代です。
日々の臨床を通じて、私は「心と体は一体である」と強く感じます。
症状(発症)の背景にある、慢性疲労、精神ストレス、不安・焦り・憤りといった心の問題・・・。
お一人お一人の「内なる弱まり」に注視するアプローチがとても効果的だと思えるのです。

「原因不明」「改善策もなく」
私自身が悩まされた経験が、現在苦しまれている方の一助になれば大変嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。私はこのような鍼灸師です。