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小児はりの特徴と刺激量
安全な道具を用います

用いるのは、鍉鍼(ていしん)というスティック状や、ローラー、ヘラ、ブラシのような、擦ったり掻いたりするタイプの鍼です。
お子様に「痛い」とか「怖い」といった感覚を与えず、気持ち良く治療を受ける子がほとんどです。

皮膚に触るだけで何が変わるの?

子供の肌はとても敏感で、小さい子ほど 皮膚表面への刺激が全身に影響しやすい ことが生理学的にもわかっています。
小児の神経症・ストレス症状

- 小児神経症(夜泣き、カンノムシ)
- チック症・吃音(どもり)
- 夜尿症・心因性頻尿
- 小児の心身症・ストレス症状
- その他
小児は成長途中にあり、様々な器官の発達が未熟です。
そのため、ちょくちょく機能失調を起こします。

これは成長に伴うもので病気ではありません。
また、急な環境の変化、精神ストレス、周囲の大人とのコミュニケーションに不安を感じて発症する症状もあります。
小児はりは、お子様の神経系の安定や、ストレス緩和の効果があることが汎く知られています。
一人で悩まれずに、お気軽にご相談ください。
温灸などの補助治療

症状や目的に合わせて、補助的に 温灸(おんきゅう)を用います。
心地良く温めるタイプのお灸ですが、嫌がる子には行いません。