鍼の目的・刺激の強さ
鍼の目的は「刺す」ことではなく、受けられる方の心身の状態を変化させていくことにあります。
積聚(しゃくじゅ)治療では、鍼先を軽く皮膚に当てたまま、持ち手の方を”すり下ろす”といった、とても繊細な刺激を繰り返します。
刺激においては、心地良さを心がけています。仮に痛みや不快感などあれば、すぐに申して下さい。
使用する鍼(はり)について
積聚(しゃくじゅ)治療専用の鍼を1本用います。
国産・銀製で、太さ0.2mmという、とても細く柔らかい鍼です。
鍼先も卵型に丸められ、無理に刺そうとすれば鍼の方が折れ曲がってしまう程です。

鍼の衛生管理
ガス滅菌された状態で密封・保管され、使用直前に管を割って取り出します。
ディスポーザル(1回使い捨て)鍼ですので、使用直後に廃棄処分しています。