【脳や気力を活性化】ツボを使った認知症予防のセルフケア

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人はどのような時に認知機能が低下するのでしょう?

個人差はありますが、認知機能が衰え始める要因の一つには、高齢になられてからの社会や家庭からの 孤立感孤独感 があると言われています。

やりがいや務めを無くした時に生じる、

  • もう社会では用がなくなってしまった感
  • 家族の為に必要とされていない感

このような 寂しく孤独な思い喪失感無力感 が気力を萎えさせ、脳の働きまでも衰えさせてしまうように思うのです。

このような時こそ、家庭の中でのスキンシップが大切です

とはいえ、義務感から無理に話しかけたり、なでたり触ったりというのは、不自然でぎこちないものです。

なんとなく、互いにツラい気持ちになってしまうことでしょう。

家族にすえてあげるお灸は自然なスキンシップに

ご家族の健康を願って、自宅ですえてあげる家族の灸には、「思いやりの気持ち」が込められているように思います。

健康の為という目的を通じて、家族間の 自然な会話スキンシップ が生まれます。

それにより 気力も脳も活性化しやすくなる のです。

百会(ひゃくえ)の灸

ご自宅で行っていただくのは、頭のてっぺんにある、百会(ひゃくえ)というツボへのお灸です。

百会(ひゃくえ)の取り方

  • 鼻筋をあがり、正中(頭を左右に分ける)ラインを取ります
  • 耳の一番高い部分から真上に上がるラインを取ります
  • 両方のラインが重なるところが百会です(押すと響きます)
はなのやま

全ての経絡がここで出会う(つながる)ことから、この名前がついたと言われています。

ご高齢者だけでなく、

  • 更年期の女性
  • 疲労が強く頭がのぼせている人

などにすえてあげると、

頭の中がスッキリした!

熱が浸みて気持ち良い!

と喜ばれることの多いツボです.

ブログ 橋本昌周