ストレス疲労の解消法(ツボを使ったセルフケア)

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「疲れたなぁ」という時、カラダはどのような状態なのでしょう?

日常生活やお仕事で、

あぁ、すごく疲れたなぁ・・・

と思う時は、必ずと言っていいほど 精神的なストレス を伴っています。

これは、趣味やスポーツなどで疲れるのとは違います。

好きなことに没頭した後には、ストレスは発散され、気持ちも満たされるでしょう?

はなのやま

ですので、心地良い疲労感が残るのです。

疲れだけじゃない!? ストレス疲労の危険な症状

ストレス疲労がもたらす二次的な症状には、

  • 呼吸が浅くなる(息苦しさを感じる)
  • 動悸
  • 食欲不振(または過食)
  • 背中の痛み
  • 胃の不快感
  • 肩や首のコリ

などの症状が現れてきます。

これらの状態は、心身症(ストレスが身体症状として現れる疾患)の予備軍といえるものです。

ストレス疲労の解消には

カラダを休めても改善しにくい、ストレス疲労の解消には、お腹の緊張背中のコリ を緩めてあげるとよいでしょう。

はなのやま

リラックスした状態に誘導してあげるのです。

また、疲れやストレスは、

  • 全身(心)をこわばらせ、血行を悪くします。
  • 特に、肩や首に血行不良によるコリを作ります。
はなのやま

改善には 肩や首のコリを十分に緩めてあげる ことが大切です。

ストレス疲労を緩和するツボ

  • 百会(ひゃくえ)・・・アタマのてっぺんにある押すと響く点です。
  • 天柱(てんちゅう)風池(ふうち)天牗(てんゆう)・・・後頭部の襟足や耳の後ろにあります(押すと気持ちいい所)。
  • 肩井(けんせい)・・・肩の「リュックのひもが当たる所」です。
  • 肩外兪(けんがいゆ)・・・首から肩へつながるあたりのコリコリです。
  • 膏肓(こうこう)・・・肩甲骨の内側にあるコリコリです。

鍉鍼(ていしん)やスプーンを使ったセルフケア

小児鍼の道具

鍉鍼(ていしん)は鍼(はり)という字がつきますが、金属製のスティック(棒)です。

*ご家庭にあるスプーンでも代用できます。

  • 鍉鍼(ていしん)でツボを押しても良いですし、筋肉の流れに沿って軽く擦ってみても良いでしょう。
  • お腹や背中など、面積の大きな部位は、出来るだけ大きく、ゆっくりと擦ってみて下さい。
はなのやま

「ゆっくりと」が効かせるコツです。

ウトウトしてくるようであれば十分効いています

施術中にウトウトしてくるようであれば、それで疲労回復には十分効いています。

はなのやま

ウトウトは、疲れた脳からの『休め』のサインです。

心と体は一体です。

身体のコリが緩めば、精神的なコリも緩むことが多く、その逆もまた然りなのです。

ブログ文責 橋本昌周