不眠症・睡眠障害(寝つきの悪さ)の改善

疲れていても寝つけない時、身体はどのような状態になっているのでしょう?

現代人の五人に一人が、不眠や睡眠障害の改善のために、精神安定剤を服用しているともいわれます。

東洋医学では、緊張した時やイライラした時と同様に、上半身(特にアタマ)に「陽気」が昇り、脳が覚醒してしまうことで寝つきが悪くなっていると考えます。

陽気とは

日中に活動的に動くためのエネルギーであり、温熱です。

人体では、体熱や血流が盛ん、そのようなイメージです。

陽気は熱ですので、上へ上へと昇り続け、じっとしてるものを覚醒する性質です。

夜に昇ってしまった陽気を降ろし、覚醒された頭をクールダウンさせるにはどうしたらよいのでしょう?

頭に昇った陽気を降ろしてくれるもの、それは陰気です

この、陰のパワーこそが、頭に昇った陽気を降ろし落ち着かせてくれます。

自分を滋養して補う、睡眠モードに導いてくれるのです。

疲労やストレスが強すぎると陰気は減少します

疲労・精神ストレスなどにより、気力や体力の消耗が過ぎれば、陰気(自分を滋養する力)は減少してしまいます。

この状態を「陰虚(いんきょ)」といいます。

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陰虚(いんきょ)と睡眠障害

陰虚(いんきょ)が続けば、陽気は上方(頭)に昇ったまま降りてこられなくなります。

これにより、どんなに疲れていても休む状態(睡眠モード)になれないのです。

このような時、脳は不必要に覚醒してしまいます。

いま考えなくてもいいことを考え込んでしまったり・・・。

ささいな不安やイライラに頭を占領されてしまったり・・・。

ぐっすり眠るためには、減少した陰気を補い、頭に昇ってしまった陽気を降ろさねばなりません。

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寝付けない夜のセルフケアには

セルフケアとしましては、足腰の疲れや冷えを取り、下半身に力をつけてあげると良いでしょう。

足腰が温まりしっかり休まると、減少した陰気も補われるのです。

膝の裏やふくらはぎのコリを緩めたり、足の裏を丁寧に揉んであげるのも良いでしょう。

かかとの真ん中の「失眠(しつみん)」や、足の小指にある「至陰(しいん)」というツボも下半身の力(陰気)を補う効果があります。

陰虚とは、その方の自然治癒力が弱まった状態ともいえます。

睡眠の問題だけでなく、万病の始まりでもあるのです。

普段から意識的に心身を休めてあげましょう。

疲労やストレスで消耗した陰気を補ってあげることが大切なのです。

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ブログ文責 橋本昌周

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